RECRUIT 2025
Interview
名鉄バス㈱出向 地域交通部地域交通課
T.K.
Work
私が席を置く地域交通課は、地方自治体の窓口となり事業を担う部門です。市町村それぞれに担当がつき、利用客の増減に合わせて運行ダイヤを調整したり、自治体や企業・学校と契約してコミュニティバスや送迎バスの運行を企画するなど、さまざまな事業計画に関わっています。
そのなかで私は、収入予算・分析担当として、会社がめざすべき収入目標の設定や、日々のバスの利用状況の分析業務などを行っています。バスの利用状況に、社会情勢やトレンド、競合他社などのさまざまな要素を加味して分析することは、当社が今注力すべき施策の判断につながる重要なミッションです。コロナ禍では全国の交通事業者が苦しい状況に立たされましたが、当社も例外ではありません。今後どのように通勤、通学、観光需要が回復・成長していくのかを探りつつ、沿線情報や社会情勢など幅広くアンテナを張りながら業務を進めています。
2歳と0歳の娘の朝の支度を終えてから出社。
バスは早朝から夜遅くまで365日稼働するため、営業所等からのメールにも注意して目を通します。
役員や上司、部署内外から依頼された分析業務や、役員会などの資料作成も任されているため、ミスが無いように注意しながら作業します。
チーム内で情報共有。所属部署には自治体との窓口業務や運行補助金関係の業務を行っているメンバーもいますので、適宜情報交換を行います。
昼は部署内外のメンバーと食事をとります。
余った時間で気兼ねなく雑談やゲームもできるため、リフレッシュできる貴重な時間です。
毎月定例で、先月の営業概況を役員へ報告。
単なる数字の報告ではなく、前年・コロナ前との比較や社会トレンドの把握、とるべき施策の方向性など、有意義な報告となるよう事前によく準備します。
次年度の収入予算作成に向け、次年度の事業計画を確認。
近年の傾向や年度毎の特殊要因、当社の予定施策等幅広い要素を考慮しながら、ミスのないよう複数の担当で確認しながら進めます。
明日以降に必要な資料等の準備がひと段落着いたら退社します。
妻と幼い娘のために、なるべく早く退社できるよう、業務効率の向上に努めています。
Mission
バス事業の面白さは、いい意味で交通事業に似つかわしくない多様性にあると考えています。まずHDに所属するバス各社の地域特性が非常に多様です。さらに路線バスから高速バス、ツアーバス、自治体から受託するコミュニティバスまで、事業の守備範囲が広いことも多様性と言えるでしょう。私はこうしたHDの多様性こそが、地方自治体をはじめとする関係各所との協議のもと、柔軟に施策を打ち出してゆけるビジネスモデルにつながっていると感じています。
そして施策を打ち出すために重要なのが、各事業ごとの利用分析です。弱点を補強するのか、強みを活かしていくのか。そうした重要な舵取りの判断に、分析結果をもって経営層へ提言していくことが、私の大きなやりがいになっています。現状ではアフターコロナでどう交通需要が推移していくのかの見通しが難しいところがありますが、各事業の担当者と連携を深めることで課題を解決していきたいです。
Vision
私には「経営者として地域の賑わいを創出する」というキャリアの最終目標があります。そのためには現在の業務はもちろんのこと、営業や管理部門を含め幅広い業務を経験して「バスができること」を突き詰める必要があると考えています。名鉄グループの使命である「地域価値の向上に努め、永く社会に貢献する」には、バスの力が不可欠だと思っていますので、常に広い視野を持ち、可能性を探求する姿勢を持ち続けて行きたいと思います。
一方で、ワーク・ライフ・バランスの取れた働き方も大切にしたいと考えています。 当社では、有給はもちろん産休・育休なども取りやすい環境です。私も妻の出産に合わせて2ヶ月の育児休業を取得しました。事前の調整は必要ですが、業務効率化に力をいれていることから、若手を中心に育休取得に積極的な男性社員も増えてきており、働きやすい会社風土だと感じています。