Interview

先輩社員紹介

業績アップにつながる情報を財務諸表から読み解く面白さ

名鉄バス㈱出向 経営計画部財務企画課

S.K.

Work

財務・経理を取りまとめ
業務効率化に向けた動きも推進

私が所属する財務企画課では、会社全体の財務・経理を取りまとめており、仕訳帳に基づき、入金・支払いを確認し、高速バスや路線バスなどの運行収入を集計することによって、毎月の売上実績を作り上げています。さらに売上実績を分析し、役員や社長へ報告する資料も作成。決算時には、税金の計算から、財務諸表や名古屋鉄道に提出する連結資料の作成、来年度以降の予算編成も行っています。

また、会社全体にいえることですが、業務効率化にも取り組んでいます。私たち財務企画課はパソコン事務作業を自動化できるソフトウェア・RPAロボットを作成して業務を削減したり、帳票の電子化に向けたシステム導入や運用を検討しています。このほか部内には自動運転の実証実験や先進技術の調査研究、大小さまざまな設備投資を推進するチームもあり、前例のない課題に挑戦しています。

Schedule
9:00

<出社>

ニュースリリース、メール、掲示板、予定表等を確認。

9:30

<仕訳帳作成・確認>

発生した取引について仕訳帳を作成し、他部署が作成した仕訳帳のチェック。
仕訳帳を基に、取引先への支払や取引先からの入金確認をおこないます。

11:00

<決算分析>

月ごと・四半期ごとの決算が固まったら前年実績や予算との差異理由を分析。
社長や役員への説明資料を作成します。

12:00

<社内の仲間とランチ>

名駅にはたくさんお店がありどこに行くか迷います。
お気に入りのお店探しも楽しみの一つです。

13:00

<業務効率化>

社外の方も交えてRPAロボットの作成や、帳票等電子化に向けた会議・作業をおこないます。

15:00

<予算作成>

現時点までの実績を基に、今後の予算をいくらにするか考えていきます。

18:00

<退社>

飲み会や習い事に参加したり、名駅で買い物や映画を見て帰る日もあります。
たくさん寄り道ができるのは名駅に勤める利点です。

Mission

地域貢献の一端を担っていると
数字を通じて実感できること

会社の実績を表す数字を作り上げる仕事は、責任を伴う一方で、財務諸表などを通じてさまざまな情報を読み取れる面白さがあります。例えば収入ひとつを見ても、定期券や旅行商品など細目に目を配ることで「コロナが落ち着いて旅行者が増えてきたな」「でも定期券はコロナ前に戻っていないな、在宅勤務の方が増えたのかな」といった情報が読み取れます。バックオフィスの仕事は、地域の人々に直接関わることはありません。ですが数字から読み取れる情報を通じて、バス会社の社員として、人々の足となり地域に貢献する一端を担っていると実感できることに、やりがいを感じています。

また財務・経理のみならず、業務効率化の仕事においても、各部署や各営業所の協力は必要不可欠です。日々の業務をスムーズに行えるよう、密接な情報連携や円滑なコミュニケーションを意識するよう心がけています。

Vision

読み取った情報を活かし
観光商品の企画に挑戦したい

財務・経理は会社に入ってから初めて触れた世界ですので、まだまだ知識不足を感じています。ですがいずれは先輩方のように、数字を見ただけで今後の会社のあるべき姿まで読み取ることができるようになりたいですね。自主的に簿記の勉強をするなどして理解力を深め、「あの子に聞いたら何でも解決するね」と言ってもらえるような存在をめざしたいと思います。

また個人的には旅行が好きなので、旅行商品の企画にも携わってみたいと考えています。財務諸表を細かく見ていると、旅行商品の人気・不人気も見て取ることができます。自分の旅行経験をふまえて、「こういう商品を作れば、もっと利用者が増えるのでは?」と考えるのは楽しいですね。名鉄バスにも観光商品や高速バスの新規路線をつくる営業課がありますので、そちらの仕事にも興味があります。名鉄観光バスなど、貸切・旅行事業を営むグループ会社に出向して、ツアーバスの商品を企画するのも面白いかもしれませんね。

Message

幹部候補生に求められるのは、広い視野と柔軟な思考、何年か先まで見通すイメージ力ではないかと思います。就職活動では迷うことも多いかと思いますが、そんなところも意識しつつ、社風や働く人とのフィーリングを大事に、なりたい自分に近づける選択ができるといいですね。応援しています!

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