Process of Management
経営者への道すじ
名鉄グループバスホールディングスに入社してから経営者になるまでの過程(キャリアステップ)を紹介。
さまざまな経験を重ねる中で道を拓き、経営に携わりながら躍動する「未来の自分」をイメージしよう。
はじめに
- 入社後は、グループ会社の事業部門や管理部門およびHD本社部門に配属され、多様な関係者とコミュニケーションを図りながら業務を担い、会社や部門を跨ぐジョブローテーションを通じて幅広い経験を積む。
その後、これまでの知見や人脈をフルに活かし、より高度な課題解決力やマネジメント力が求められる管理職を経て、最終的には会社およびグループ全体を主導する経営者をめざしていく。
STEP1-A
- [事業部門]
事業の根幹に携わる
- グループ会社における運行・営業などの部署で、事業の根幹となる業務に携わる。運行管理や運賃政策・安全管理のほか、乗合バスの路線計画や利用促進策などを通じ、地域の日常を支えていることを実感。また、貸切ツアーバスの企画・営業などを通じて非日常の新たな付加価値を提供する業務など、バス事業者の収益構造をダイレクトに理解するとともに、第一線で働く運転士やお客様の存在を身近に感じられる業務を通じて、事業感覚を身につける。
STEP1-B
- [管理部門]
幅広い視野を身につける
- グループ会社における経営企画・予算・IT・人事・財務・総務などの業務を通じて事業部門を支援するほか、会社全体を管理統制する業務を担う。車両更新や営業所建替えなどの設備投資計画から、不動産管理、自動運転事業への参画、さらにはDX推進に至るまで、業務の幅は多岐にわたる。会社の成長にとって必要不可欠な業務を通じて、事業会社の未来を創造する幅広い視野を身につける。
STEP1-C
- [HD本社部門]
多様な課題に挑戦
- HD本社(経営企画部・安全統括部)で、グループ会社間の情報共有を図り、重複業務の集約一元化につなげていく糸口を探るため、各社の役員や実務担当者が集まる委員会を運営する。また、特定の事業の収支改善プロジェクトやDX推進、グループ横断の人材育成といった多様な課題に挑戦。多くの関係者と協力してひとつずつ壁を乗り越えていく中で”やりがい”を実感しながら、俯瞰的な視点を養っていく。
STEP2
- [管理職]
経営者への下地づくり
- HD本社またはグループ会社において、これまでの知見を活かし、経営者や従業員と密に連携を図りながら、より一層高度な課題解決に取り組む。管理職として、メンバーの能力や特徴を活かすマネジメント力も養い、チームで成果を出すことが求められる。人材・安全・事業戦略などさまざまな観点から事業会社を管理・支援する業務を通じて、将来の経営者としての下地づくりを行っていく。
STEP3
- [経営者として]
未来にバス事業を紡いでいく
- グループ約4,000人の力を結集し、多様なステークホルダーの期待に応えるべく、総仕上げの期間へ。利益を追求することはもちろん、公共交通事業者として沿線自治体やお客様からの期待に応えていくことも不可欠であり、さらには従業員が高いモチベーションを持って業務に邁進することができる制度や仕組みづくりも重要。社会・従業員・会社の三方良しの精神を忘れることなく、未来にバス事業を紡いでいく。